Top Gear 03-06: Renault Mégane CC vs Peugeot 307 CC

今回、リチャードはロンドンのドックランズでハードトップのコンバーチブル 2 車種をテストドライブ。ルーフの素材が異なる点以外にはほとんど違いがないように見える Renault Mégane CC と Peugeot 307 CC。リチャードによれば、この二つを比較するのは「アーセナルとマン U を比べるようなもの」で、レビューも自然と両者の共通点に関するものが中心になりました。

Renault のインテリアにはマットブラックとアルミニウム (ツヤ消し) が組み合わされていて、これがリチャードのお気に召した様子。「できることなら持っている洋服をこの色にしたい」と冗談交じりにコメント。

Renault も Peugeot もスピードよりはおしゃれさを楽しむ「どちらかというと女性向き」なクルマらしく、リチャードにはちょっと物足りなさそう。

いずれの車種も、デザイナー家具やデザイナー家電のようにルックスを重視した作りで、機能的にはこれといった特徴はない。外見で注目を集めて短期間で集中的に売上を伸ばすことを狙っているのは明らか。

「見たら欲しいと思う。そして買う。しばらくの間は『買ってよかった』と思う。そして一年もすれば飽きがくる。でも誰もそんなことは気にしないんだ。その頃にはまた別のクルマが発売されるから」

クルマを単なる消耗品やお金儲けの道具のように考えるメーカーの姿勢にリチャードはやるせない気持ちを覚えた様子。いつにもまして渋い顔つきで「気分が悪くなるよ」と寂しそうに口にしていました。

「クルマを作るときに大事なのはそんなことじゃないんだ、他にもっと力を注ぐべきところがあるんだ」というリチャードの想いが伝わってくる気がしました。彼がクルマというものに対して抱いている価値観や愛情を感じることができる、あえての辛口レビューが印象的でした。