今回リチャードが試乗するのは、Toyota が欧州で販売した中で最も小型のクルマ Aygo です。スーパーカーやマッスルカーばかりでなく Ford Focus のようなホットハッチも大好きなリチャードによる評価はどんなものになるのでしょうか。
このクルマの魅力は安くて軽くて低燃費なところ。いかに効率よく低コストで製造するかがデザインの段階から徹底的に考えられた甲斐あって £7000 という価格を実現した Aygo。
ハッチはガラス 1 枚、トノカバーの支えはひも 1 本、エンジンのシリンダーは 3 本、バンパーのボルトは 2 本… など、減らせるものはすべて減らした作り。さらに、運転席も助手席もまったく同じ形にすることでコストを下げるなどの工夫もあり、(PSA・プジョーシトロエンと共同開発とはいえ) さすがは Toyota ですね。
組み立てが簡単なため、万一の際には修理代も節約できる上、保険料まで安く抑えられるというメリットがあり、クルマの維持費を気にする人には人気が出そうな小型車です。
何かが足りなくて不便になるほどの安っぽさはなく、ABS、エアバッグ、ナビ、エアコン、さらには iPod などを繋げる AUX 端子まで備えた充実ぶりにリチャードは感心していました。
ということで… あらっ?今回は装備に関する解説しかなかったですね。はい、性能に関しては「世界初のカーサッカー」をしながら検証することになりました。詳しくは別記事 (準備中) でどうぞ。
それにしても、こんなにお値打ちなクルマに乗ってこんなにカッコいい人って、一体何を食べて生きているんでしょうか。わたしはリチャードがこういう小さめのクルマをゆるーく運転する時の腕と手が大好きです。