Top Gear 06-03: Aston Martin DB9 Volante

今回のレビューでは、リチャードが Aston Martin DB9 Volante とともに、警察による取り締まりが厳しいことで知られるウェールズ北部へ向かいます。

美しさとカリスマ性を併せ持つ DB9 のソフトトップを「しばらく黙っておくから、よーく眺めてみてほしい」と紹介。うっとりした表情で静かに話すリチャードの横顔に思わずゾクッ。何度見てもドキドキさせられます。

「ルーフをなくすと操作性も失われる」という定説は Aston の技術を以ってしても覆すことはできなかったよう。ハードトップの DB9 に比べるとボディのねじり剛性が低く、柔かいサスで不安定になり、最高速度でも劣る Volante。リチャードの謎の算数の授業には笑ってしまいました。

とはいえ、Aston には万人受けするクルマとして生き続けてきた歴史があります。DB9 Volante の人気を確かめるべく、街頭アンケートを行うことにしたリチャード。「子犬と Volante とどっちが好き?」って、対戦相手の選び方を間違えてしまったため、結果は Volante の惨敗 (そりゃそうだ)。でも、わんこを抱っこするリチャードが見れたから、わたしは満足です。

それでも「このクルマを運転する時の体感全体に価値があるんだ。この喜びは一生忘れられない思い出になるよ」とリチャードが感慨深そうに語る場面は印象的でした。このアングルから見る横顔が最高。

そして何より、一つだけハードトップがどう頑張っても敵わない魅力を DB9 Volante は持っています。それは 6L V12 のエンジンが奏でる力強い音が耳を喜ばせてくれること。リチャードは「耳がとろける」と表現していました。トンネル内で思い切りアクセルを踏み込み、爆音を響かせて満足そうに走るリチャードの姿は、既視感でいっぱいだけど、やっぱり何度見ても楽しい。

一度では物足りなかったリチャードは、すぐに U ターンしてトンネルの中へ戻っていきましたとさ。欲張り屋さんリチャード、かわいい。