Top Gear 08-01: Convertible People Carrier Challenge

Nissan Micra でさえコンバーチブルになる世の中なのに、なぜかワンボックスカーのコンバーチブルは存在していないことに気付いてしまった三人は、元祖・欧州製ミニバン Renault Espace の改造に挑戦します。

0. まずは Renault Espace 改造

知性担当ジェームズが用意した「完成予想図」を参考に、Espace のルーフ部分を切断して幌を取り付けるだけの作業… がそう簡単に終わるわけないですね。どんな騒動が待っているのでしょうか。とりあえず、ジェームズの書いた図は几帳面。さすが。

ところが、ジェームズが用意した工具はどれも rubbish で使い物にならないため、ジェレミーはもっと「男らしい」工具を準備します。得意気な表情がなぜだか妙にカッコいい。

ブルーの Dainese ジャケットがとてもお似合いなリチャードは、真剣な表情でピラーを切断。なぜかゴーグルがおでこにくっついているけど、カッコいいから全く問題なし。このアングルだと睫毛が一段と長く見えて素敵。

残しておくべき窓ガラスを粉々に割ってしまい、ジェレミーから激しいツッコミを受けたリチャードは、その直後、ジェレミーの目の前で助手席のガラスがピシッと音を立てて飛び散ったのを見逃さず、ここぞとばかりに「やーい、やーい、今のはお前のせいだぞ!」(意訳) と大はしゃぎするリチャード。まるで中学生。

すったもんだの末、何とかルーフを取り除いた三人は、いきなりドライブへ。元々コンバーチブル好きなリチャードは上機嫌で運転を楽しみますが、後部座席で薄着のジェームズは寒さでぶるぶる震えて不機嫌に。ジェレミーからそう聞かされたリチャードは「ヒーターつけようか?」と (おそらく30%は冗談、70%は親切心から)  申し出たものの、ジェームズからは「うるさい」とつれないお返事。ぐすん。

ジェームズが凍えてしまわないうちに、ガレージに戻って作業を続けます。多才なジェレミーは幌の縫製も担当しますが、自分の洋服の袖先を幌に縫い付けてしまうという大惨事が。とはいえ、ミシンをこともなげに扱うジェレミーの器用さは素晴らしい。

一方、幌を支えるポール曲げの担当はジェームズ。ジェレミーに手伝ってもらったところ… あれっ???(笑) ジェームズが一人でやった方がよかったのでは?と密かに思ったことは内緒にしておきます。

さぁ、いよいよ Espace Convertible のお披露目。手作り感満載で粗い仕上がりの部分もあるものの、きちんと「完成予想図」通りのクルマを完成させました。きちんとクルマとして機能するかどうかを確認すべく、これから 3 つの課題に挑みます。

1. 幌を閉じたまま、時速160kmで走る

かつて TG 06-02: £1500 Coupés That Aren’t Porsches Challenge でも使われた Millbrook Proving Ground バンクサーキットで課題に挑戦。デジタルの速度計を取り付けて走り始めると、すぐに力作の幌が壊れ始めますが、後部座席のリチャードが手や頭を使って一生懸命に支えた結果、何とか時速 160km を突破。みんな、めちゃくちゃうれしそう。

2. サファリパーク内を走る

続いての舞台は Woburn Safari Park 。幌の壊れかけたコンバーチブルで見学するという、いかにも TG らしい無茶な課題に挑みます。「ライオンよりサルの方が凶暴なんだよ」との自説を展開するジェームズに目を点にしながら、ジェレミーの運転で現地へ。サルまねするリチャードを眺めるジェレミーの目が優しくてキュンとする。

「ジュラシック・パーク」のようなゲートや「噛みつき注意」などの看板に興奮しつつ、おそるおそるパーク内へ入り、ライオンたちが暮らすエリアへと進みます。飼育員の男性から「今日は断食日。二日前に給餌したのが最後です」と聞かされて、思わず真顔になる三人。

ところが、ボスと思われるオスのライオンは「他のこと」に夢中になっていたため、三人は骨にされることなくエリアを通過できました。ふぅ。

しかし、次に彼らを待っていたのは、ジェームズが「危険」と主張するおサルさんたち。いきなりルーフの上に飛び乗ってきました。きゃぁ、怖いっ! 一瞬、手をつないじゃった!

意外なことに、一番の怖がり屋さんはジェレミーであることが判明。Ahhhh!!! と悲鳴を上げて、女子力 200% の可愛いしぐさを見せていました。「ねぇ、まだ帰っちゃだめ?」と心細そうに呟く姿も、まるで 10 代の乙女のよう。びっくり。

3. 自動洗車機の中を通る

壊れかけのコンバーチブルにもかかわらず、無事にサファリパーク見学を終えた三人に告げられた次の課題がコレ。防水加工じゃない服を着ている自分を恨めしく思う三人の図。

いざ、最新式の高級洗車機の中へ。最初は細かいミストが室内に入る程度で「もしかしたら…?」との微かな希望がなくはなかったものの、機械の奥へ進むにつれて命の危険を感じた三人は急いで脱出。その直後、幌やポールががたがたと大きな音を立てて壊れ始め…

何ともお騒がせな事態になってしまったものの「ワンボックスカーをコンバーチブルに改造するのはものすごく大変」との結論が出たところでお開き。三人とも、お疲れさまでした。次回の無謀チャレンジも楽しみにしています。

波乱のチャレンジの模様は、こちらの動画からどうぞ。