Top Gear 08-04: Porsche Cayenne Turbo S vs Red Devil

Porsche 史上最速 (S8 放送当時) を誇る Cayenne Turbo S とともにキプロス島を訪れたリチャード。いかにも地中海らしいキレイな青空の下、珍しい相手との異種対決に臨むことになりました。今回はどんな負けず嫌いぶりを発揮してくれるのでしょうか。

まずは Cayenne Turbo S の特徴を簡単に紹介するリチャード。どんなラフな地形にも柔軟に対応できるトラクション・マネジメント・システムとアクティブ・エア・サスペンションが特徴。512 bhp という強大なパワーが自慢のクルマですが、リチャードはそれほど魅力を感じていない様子。「史上最も醜い 4×4 だけど、ものすごく速く走れるから誰にも気付かれずに済む」などと言いたい放題です。

そんな Porsche に乗ってリチャードが挑む対決の舞台は、島の丘陵部に縦横無尽に広がるラリーコース。大きめのゴツゴツした石で覆われた滑りやすい路面と先が全く見えないほどの急カーブ・急コーナーを特徴とし、非常に難易度が高いことでよく知られたコースです。ハードルが高ければ高いほど熱くなるリチャードが実力を発揮するにはもってこいの場所ではないですか。

リチャードの対戦相手として選ばれたのは、英国陸軍落下傘連隊 (通称 Red Devils) 所属の上等兵マック・マコーリフさん。ムササビを模して作られた Phoenix Fly Vampire V2 という、いかにも速く飛べそうな名前のウイングスーツを着用してレースに挑みます。なかなか手強そうな相手ですね。

スタート地点から 2.5 マイルの距離を SUV で爆走するリチャードに対し、その真上 10000 ft でホバリングするヘリコプターから飛び降りて急降下を始めるマコーリフさん。ユニオンジャックが優雅にはためくゴール地点へ先に到達するのはどちらでしょうか。緊張が高まります。濃紺のダンガリーシャツ (かな?) がとってもよく似合いますね。

およそ2分30秒で地上に降り立つ予定のマコーリフさんに勝つためには、平均して 60 mph (100km/h) を維持しなければならないリチャードですが、Cayenne Turbo S は 20 インチという巨大なノーマルタイヤを履いており、グリップがまったく利きません。

そんな不利な状況の中、砂利だらけのデコボコ・くねくね道を “Come on!!!” と絶叫しながら果敢に攻めていくリチャードが男らしくてカッコいい。

一方、マコーリフさんは、2500 ft まで降下したらパラシュートを開く必要があるため、レース終盤で大幅な減速を強いられてしまうという弱点が。どちらが勝利してもおかしくない接戦になりそうです。

レース中盤で大きくリードしたのはマコーリフさんですが、ここからゴールまでリチャードが上手く追い上げれば、まだまだ勝てる可能性は十分にあります。車載カメラの映像が乱れるほどの荒れた地表を、猛スピードで滑るように走るリチャード。

どんどん頭上に迫ってくるパラシュートを見て、さらに負けん気が沸々と湧いてきたのか、ジェレミーのように “POWER!!” を連発します。その熱狂ぶりは見ているこちらも手に汗を握るほど。

そして、いよいよ運命のゴールが…! リチャードの気合に満ちた熱い走りは報われたのでしょうか? 緊迫した異種間レースの模様は、こちらの動画からどうぞ。