Happy 50th Birthday, Richard Hammond

お誕生日おめでとう

2019年12月19日は、みんな大好きリチャードの50回目の誕生日。本人は40歳を迎えたときと同じく「中年の危機」を強く感じている様子ですが、わたしは彼が何歳になろうと全く気になりません。歳を重ねるごとに色気を増して素敵になっているのですから。これからもそうであり続けてほしいと心から願います。

さて、今回はリチャードのお誕生日と、当サイトの .com 化 & リニューアルの記念として、よい思い出になりそうな記事を書いてみることにしました。どうぞ一番下までお付き合いください。

リチャードの魅力

初めて見た Top Gear は Series 20 Episode 03 でした。お値打ち (では決してないとわたしには思える) スーパーカーでスペインを巡る回。エンジン音対決で負けず嫌いなところを見せたり、Ferrari 458 Spider を縁石でガリガリッ!と傷つけて激しく凹んだ表情をしたり、無人の空港ではしゃぎ回ったり… いろんなリチャードの姿が印象に残りました。

その後しばらく Top Gear とは特にこれといった接点もなく暮らしていたのですが、ある時 BS フジで放送された Patagonia Special を見たのを機に、底がどこにあるとも知れぬリチャード沼にズブズブとはまり込んでいくことに。

誰かを好きになると、その人の歴史を知りたくなります。Top Gear や The Grand Tour と並行して、リチャードがプレゼンターとして活躍したドキュメンタリー番組なども見ていくうち、彼がクルマ以外のものに対しても強い好奇心・探求心を持った人であることがわかり、ますます好きになっていったのでした。

今回の企画は…

とはいえ、未だに見ていて一番興奮するのは、スーパーカーやマッスルカーを思いきり走らせ、心の底から自然に湧き出た本物の笑い声を聞かせてくれるリチャードの姿です。

というわけで、今回は「リチャードを10歳児にしたクルマ」特集をお送りします。何事に関しても順位付けをするのがすごく苦手なので、放送順に並べます。スクリーンショットや動画も埋めていきますね。それでは…


「リチャードを10歳児にしたクルマ」10選

1) Bowler Wildcat (Top Gear 02-01)

かの名言 “I am a Driving God!!!” が飛び出した記念碑的レビュー。ガーッハッハッハ! と豪快に笑ったかと思えば、ヒーヒーと声にならない笑いに襲われたり、アドレナリン全開でラフな地表を駆け抜けるリチャード。これは強烈だった。何度見ても、つられて同じところで笑ってしまいます。

2) 1968 Dodge Charger 440 R/T (Top Gear 04-03)

これは公式の動画がないのがとても残念です。自分にとって「永遠の憧れ」だと言って憚らないクルマ Dodge Charger を初めて運転することになり、身体の隅々まで興奮しまくっている様子が伝わってくる前半もいいですが、短命に終わった Charger を愛おしむ気持ちで胸いっぱいになって、少ししんみりとした声色で話す後半も素晴らしい出来。

3) Pagani Zonda Roadster (Top Gear 05-04)

ようやく実現した、リチャードによる Zonda レビュー。いそいそとロケに出かけた姿を想像するとかわいいですね。それを見守った関係者のみなさんがうらやましくてなりません。

V12 の爆音を鳴らしてトンネルの中を駆け抜けながら「このクルマのためなら家だって売る」などと (ミンディさんにど叱られそうなことを) 口走り、夢のスーパーカー Zonda と一体になる感覚に恍惚とした表情を浮かべる場面は、何度見ても鳥肌ものです。

そうかと思えば、Top Gear でこのクリップを見るであろうクルマ好きの子供たちに向かって「君たちが想像しているとおりの素晴らしさだよ」と優しく語りかける場面もありました。幼い頃から心底クルマに憧れて育ったリチャードだからこそ、こうしたコメントができるんだろうなと思いました。

険しい山道も難なく走り抜ける Zonda の実力に酔いしれて「このままずっと乗っていたい。やめたくないよ」と呟く声も色っぽくて大好きです。高揚感に満ちたリチャードがとにかく最高な傑作レビュー。

4) Lamborghini Murciélago Roadster (Top Gear 06-11)

これも何回見ても興奮するレビューのひとつ。牛追い祭りに参加するという貴重な姿もいいですが、映画のワンシーンのように美しく広がるスペインの荒野を、鮮やかな黄色の Murciélago Roadster で疾走し、砂煙を巻き上げていくリチャードがとってもカッコいい。

語尾に o を添えれば何でもスペイン語になると思っている (ふりをする) ところや、なかなかルーフが取り付けられずに困り果てるところはコミカルですし、BGM として使われている曲も粒揃いで、クルマのレビュー映像として完璧と言ってもいい仕上がりですね。

砂で滑りやすい路面でも難なくコーナーを攻めさせてくれる Lambo にメロメロになっているリチャードの興奮が、映像を通じてこれでもかというほどに生々しく伝わってきます。

5) Lamborghini Murciélago LP670-4 SV (Top Gear 13-02)

果てしなく続くかのように見えるアブダビの直線道路を爆走して「ウォォォォォォ…」と叫ぶリチャードの声に、LP670-4 SV の V12 エンジンの力強いうなり声が重なっていくオープニングで、いつもグッと心を持っていかれます。

あまりの加速力に呆然として、息も途切れ途切れになりながら、何とか車名を紹介したり、Lamborghini で最後 (となると当時は言われていた) の V12 に関するプレスリリースを情感たっぷりに読み上げたり、Mercedes SLR 722 と超高速ドラッグレースをして少年のような笑みを見せたりと、名場面がぎっしり。アブダビの壮大な砂漠を縫って走り抜ける、鮮やかなオレンジの Murciélago の美しさも際立っています。

ぽっちゃり顔で髪が長かった頃のリチャードには、正直なところ、今でも慣れないのですが、このレビューの天真爛漫さにはキュンとしてしまいます。

6) Lamborghini Aventador (Top Gear 17-06)

濃紺のダンガリーを着たリチャードが真っ白な Aventador を恍惚とした表情で紹介するポル… じゃなかった、試乗体験映像です。最高速度よりもハンドリングを重視したとはとても思えないほど爆発的な加速力を発揮する Aventador の中で、リチャードが呆然としながら肩で息をするところ (GIF 参照) は、TG の歴史に残る名場面ではないでしょうか。見るたびに変な汗をかいてしまいます。

7) Pagani Huayra (Top Gear 19-01)

Patagonia SP で沼に足を踏み入れた私をさらなる深みへと引きずり込んだのが、他でもない Pagani Huayra をレビューするリチャードの姿でした。TG 全シリーズを通じて、こんなに何度も巻き戻したり、しつこくコマ送りしたりして、繰り返し味わった映像はないですね。VHS の時代じゃなくてよかった… と心底思います。

愛して止まない Pagani の新モデル Huayra に触発されて、リチャードが心底から興奮しているのがわかります。身体の奥からこみ上げてくる感情を抑えようともせず、ハンドルを握ったまま思い切り口を開けて笑う姿なんて、鳥肌が立ってしまいます。

作り手の微細部に至るまでの強いこだわりに魅せられ、うっとりした表情でシフトレバーなどの解説をするくだりでは、車内に吹き込む風に髪が揺れることもあって、リチャードが芸術的に美しく見えます。シャツの袖を巻き上げてくれているおかげで、前腕の筋がくっきり見えるところも、腕フェチにはたまりません。あぁぁ、憎らしい!

最初から最後まで 0.1 秒のムダもなく洗練された美しいレビューで、何度見ても飽きることがありません。サントラの付け方も文句なし。どれかひとつだけ動画をダウンロードしたタブレットを無人島に持っていっていいと言われたら、一瞬も迷うことなくコレを選びます。

8) Lamborghini Aventador Roadster & Sesto Elemento (Top Gear 20-05)

リチャードは、なぜかしらイタリアに行くと男っぷりが上がる気がします。日差しの色合いや乾いた風と相性がいいのか、毎回もれなくドキッとするカッコよさを発揮してくれますね。Aventador Roadster で見せる右側からの横顔は絶品。前髪が風でフワッと浮くたびに全開になるおでこが色っぽくて、ボーッと見惚れてしまいます。

ボディの軽量化に異常なほどこだわり抜いて完成した Sesto Elemento をイモラ・サーキットで限界走行させるリチャードは興奮メーターが完全に振り切れた様子。その一方で、ピンナップポスターの王者としての地位を Pagani に譲り渡したと言ったのは間違いだったと指摘する冷静さも兼ね備えていて、毎度のことながら、彼の頭のマルチタスクぶりには感心させられます。

9) Porsche 918 Spyder (Top Gear 21-05)

奇抜なデザインのモニュメントが人目を引きつけるヤス・マリーナ・サーキットを颯爽と駆け抜ける Porsche 918 Spyder が息を呑む美しい。こんなに美しいハイブリッドカーが他にあるでしょうか。Porsche 万歳。

立ち上がりの速さに圧倒されたり、近未来的な雰囲気がたっぷりのグローブボックスやセンターコンソールにはしゃぐリチャードもいいですが、918 の走りに酔いしれて見せるうっとりした表情や、ルーフを外して明け方の市街地を走りながら「このクルマはスーパーカーの未来を救ってくれた」と語る落ち付いた声色も魅力的。

リチャードの手指が好きな人にはたまらない、パドルシフトを操作する瞬間の動きなど、フェチズムを刺激する場面もいっぱい。いろいろと美味しいものがたっぷりと詰め込まれた 8 分間。

10) Lamborghini Huracán (Top Gear 22-01)

ジェレミーとジェームズとともに作り上げてきた Top Gear の歴史を締めくくる Series 22 のレビューで一番印象に残ったのが Huracán でした。(このクルマに限っては「リチャードを10歳児にした」というテーマからは外れます)

今まで幾度となく担当してきた Lamborghini のレビューで見せた興奮に満ちた顔とはうって変わって、この Huracán が「ブランドの生き残り」を優先するがあまり、従来の Lamborghini らしい尖った魅力をすっかり失ってしまったことに失望するリチャードの表情が切ないですね。

優秀なグリップのおかげで可能になった高速でのコーナリングやパワースライドを繰り返し、トラック中にタイヤのゴムを撒き散らしたリチャードですが、いつものような無邪気な笑顔は見られませんでした。

とはいえ、リチャード in Lamborghini が大好きなわたしとしては、これもまたお気に入りのひとつ。黒い V ネック T シャツ一枚だけという姿はなかなか貴重で、日に焼けた腕をたくさん拝めるのが特によし。小さめのステアリングをグッと握った時の力強い前腕など、瞬きするのも忘れて凝視してしまいます。


以上、リチャードの50回目のお誕生日を祝う特別記事でした。お楽しみいただければ幸いです。

今年の後半は何ヶ月にもわたって体調不良が続き、趣味の時間をまったく楽しめない時期もありましたが、今こうしてリチャードによるスーパーカー・レビューの歴史を振り返ってみて、またクルマを愛でる楽しみを思い出すことができました。ありがとう、リチャード。

我を忘れるほどクルマに夢中になるリチャードの姿は、これからも大勢の人たちに元気を与え続けてくれることでしょう。今後も末永く元気に活躍してくれることを願って止みません。

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